The 23rd JAPAN TENT
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25然災害の被災地に行く人を採用し、育てているので、今後も人材開発をテーマにしたいと考えています。 世界平和を自分なりにどう実現するかという点では、自分が大切に思う人を少しずつ増やしていきたいと思います。自分の周りの人が毎日、楽しく仕事をできればいいですし、そうした輪が広がれば世界平和につながると思います。(山折)裏千家の前家元の千玄室さんが、国連本部で何度か茶の湯をしています。国連本部には世界中から代表者が集まり、時には激論を交わしたり対立したりするわけですが、ほとんどの国の代表者が来られて、茶の湯を楽しまれた。北朝鮮の代表まで参加したと聞きました。(マリエナ) 今は真面目に日本について勉強がしたい。そしてブラジルに帰ったら、外務省で働きたいし、多分、いつか大使になると思います。ブラジルには多くの日系人がいますが、日系人は日本では日本人と見られないし、ブラジルではブラジル人と見られていません。大使の仕事は日系人のためにもなることです。(アガタ) 日本はある意味で珍しい国だと思いますが、私は日本に来ることで、日本人が珍しい人たちではないと思うようになりました。しかし、日本では逆に私が珍しがられます。私が「こんにちは」と言うと、「日本語お上手ですね」とびっくりされる。日本で勉強している留学生が日本語を話すのはおかしいことでしょうか。私が日本語で話していても、相手の日本人が英語で話すこともありました。これは、残念なこと、差別的なことだと思います。「日本語お上手ですね」と言われると、違和感を覚えます。相手を喜ばせようとする日本人の優しさも感じますが、普通に接してくれるのが一番うれしいのです。 しかし、見方を変えると、私も外国人の友達がほしいと思って(山折)澤田さんの仕事についてお聞かせください。 (澤田) ニューヨークの国連人道問題調整事務所で緊急援助の調整をしています。例えば、パキスタンの洪水や2005年の津波など、自然災害の被害者を援助します。ユニセフや世界食糧計画などの他の国連機関、NGOでは「国境なき医師団」がありますが、それぞれが好きなように援助しても被災者に必要なものは届かない。そこで、必要なところに必要なものが届くように調整します。 地域紛争が起こっている国にもオフィスがあり、私は人事を担当しています。アフリカ、ラテンアメリカ、アジアなどに30余りのオフィスがありますが、そこで働く人を採用し、採用後の人材開発やキャリア養成もしています。(山折)留学生の皆さんにはまず、ジャパンテントの体験談をお聞きします。(マリエナ) 小松でホームステイしました。私も家族の一人に迎えられ、みんなで海へ行ったり、子供たちと一緒に町を歩きました。朝は7時に起きて、朝ごはんを食べて、みんなで一緒に掃除をしますが、家族の絆がとても強いと思いました。(アガタ) 普段は日本人と親しくなる機会が少なく、特に子供やお年寄りに会う機会がないので、今回は交流できました。「きもの着付け体験」をしましたが、貴重な体験でした。着物には興味がありましたが、買うお金がなく、買ってもきれいに着られないので、本当によかった。(セレイ) かほく市に行きました。短い時間でしたが、勾玉や押し花を作り、茶道や杖道を体験しました。杖道では練習するときに袴を着ます。袴に憧れていたのでとてもよかった。ホストファミリーのお父さんからは、能の鼓を教えてもらいました。大切に思う人を、増やしていきたい(山折)皆さんの未来像、将来はこうしたいという思いをお聞かせください。(澤田) 国連の仕事をしたいと思った原点、最初の問題意識は人種差別です。見た目や宗教、習慣や人種が違うことで、なぜ争いが起こり、人が迫害されるのかという意識を子供のころに持ちました。98年に国連に入り、国連難民高等弁務官事務所のスタッフとしてグルジアに赴任しました。 国連の仕事に携わることで世界平和に貢献できたらと思っています。かなり大きな夢ですが、紛争地域や自 JAPAN TENT 夏期大学留学生国際シンポジウム「世界をつなぐジャパンテントの絆」会場/北國新聞赤羽ホールパネラー 澤田 泰子国連人道問題調整事務所人道問題担当官コーディネーター 山折 哲雄宗教学者・評論家

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