The 24th JAPAN TENT
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6高峰博士が贈った桜が来年、石川に里帰り 実はこの高峰博士がアメリカに贈った桜は、来年100年を迎えます。来年はポトマック河畔に桜並木ができて100周年の節目の年なのです。そこで、私たちは高峰博士が贈った桜の里帰りを計画しました。今度はアメリカの桜を日本へ贈っていただこうという計画を、北國新聞社と「財団法人日本さくらの会」が進めています。横路孝弘衆議院議長が会長をされている日本さくらの会と北國新聞社が協力し、ワシントンの桜の里帰りの要請を続けてきたのです。 それが今年の4月20日に実現しました。アメリカ政府からワシントンのポトマック河畔の桜の木の枝、30~40㎝の穂ほ木ぎを頂戴したのですが、その贈呈式が衆議院議長公邸で行われました。ルース駐日アメリカ大使夫人から穂木をプレゼントしていただきました。 穂木というのは、枝に桜の芽が、いくつか付いているものです。穂木のままでは桜の木としては成長しませんが、台だい木ぎを植えたところに穂木を接ぎ木するのです。30~40㎝ぐらいの枝をちょんちょんと切り、接ぎ木をしていきます。今、埼玉県にある「日本さくらの会」の農場で、接ぎ木をした桜を育てています。 来年4月の桜のシーズンには、この接ぎ木をした穂木が1m50~80㎝ぐらいにまで成長します。穂木には桜の芽がいくつも付いているので、10㎝ぐらいに切って接ぎ木をします。枝は144本贈呈いただいたので、育てると300本ぐらいになります。来年の春には成長した穂木が苗木になります。この苗木を100周年記念として、来年、植えるのです。計画では、高峰博士に縁のある石川県、富山県の高岡市、日本に来たときに住んでいた横浜、さらに日本さくらの会の強い意向もあり、東日本大震災の被害を受けた地域でも植樹をすることになっています。 桜の木は意外に成長が早く、来年、植樹すれば、早ければ3年〜4年ぐらいで、桜の花を咲かせます。高峰博士が亡くなられて90年。医薬品を発明し、会社を興し、アメリカで日露戦争の終結に走り回るなど、いろいろなことをしました。感謝の気持ちを込めて桜の木も贈りました。高峰博士の行動は、いろいろな「バタフライ効果」を生み出してきたのです。 しかし高峰博士は、自分が贈った桜の木が100年経ち、再び母国に里帰りするという効果は全く想像しなかったと思います。この桜の里帰り事業も、新しい「バタフライ効果」なのです。ジャパンテントの 「バタフライ効果」に期待 そして、これから皆さんが1週間、石川県の各地でいろいろな人と触れ合い、伝統や文化を体験します。そのことすべてが「バタフライ」です。その羽ばたきが皆さんの将来に、どのような効果をもたらすかは、まだ分からないし、300人それぞれに違うでしょう。ただ、それ自体は非常に大事なことだと思います。 「何もしなければ、何も生まれない」。大学での勉強以外にも、ジャパンテントで「バタフライ」をすることで、それぞれが違う「エフェクト」を得る。最初の羽ばたきがなければ、効果も何も生まれない。それこそが、素晴らしいことなのです。8木Thu18

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